環境づくり

依存症の解消には環境づくりが一番大事。依存症の本だけでなく、自己啓発、行動経済学等あらゆる本に書いてあることに通じるもので、依存症の解消だけでなく、自己実現していく上でも重要な点だと思います。

トレインスポッティングという映画で、薬物中毒者である主人公が薬を抜くために、両親によって自分の部屋に閉じ込められるシーンがあります。ちょっと大げさですが、ポルノ絶ちして1週間くらいすると似たような状態になります。

夜、寝ようとベッドの上に寝転がると、いてもたってもいられない感情が湧きあがり、刺激を求めて思わずスマホを掴む、ポルノは見れないんだと思って手放すが、気持ちがおさまりません。何も改善するわけも無いのにすりすりとシーツをなぞってみたり、がばっと起き上がってみたり、悶々とした時間が続きます。

映画の主人公であるマークは密室に閉じ込められているので、その離脱症状に苦しみながら数日間を過ごし、薬を抜くことができました。

しかし、依存対象物と自由にアクセスできる環境においてだと、そんな状態で自分の意志で我慢することはできません。自制心で我慢した、あの強烈な衝動に耐えた、という称号が欲しかった時期もありましたが、1,2日うまくいってもそれは決して長続きしません。こと依存物質と向き合う際には、”人間はほぼほぼ環境によって行動を規定されていて、自分の意志で選んでいるものなんて殆どない”、くらいに考えておいたほうよいです。

ちなみに、そうした状態の時に、じっくりと自分の中から湧き上がる衝動や感情と向き合うと、自分がどれほど異常な状態であったのか気づきます。(何が異常かの定義は難しいですが)

それまでは欲求がきたらすぐに解消行動に走っていたために気づかなかった自分の心と向き合えます。自分がどれほど考える時間やエネルギーを奪われていたか気づき、我に返った気分になります。

私は変なところで拘りが強いため、ある時期まで自分で我慢しようと失敗を何度も繰り返し、遂に諦めました。同じポルノを見ないという結果を目指すなら、素直にとにかく成功する手段を取ろうと。ただのエネルギーの無駄遣いだと気づきました。

最も効果があったのは、子供のスマホを保護者の管理下に置く機能をアプリや機能を利用することです。iOSにもAndroidにも標準機能として搭載されていると思います。

自分で制限をかけていた時期もありましたが、毎回解除するだけなので、信頼する家族やパートナーに頼んで自分では解除できなくするのがよいです。

もっと書きたかったのですが、夜遅くなってしまったので終わります。

こんなものでいいのでしょうか。ブログをするなら、最初にテーマや方向性を決めて、最初の1か月分程度の構成やネタを考えてからやらないと、こんな、構成も何も無い思いつきの走り書きを寄せ集めていって誰が読んでくれるんだと思います。

しかし、考え過ぎて何もできなくなるタイプなので、自分の抵抗を振り払ってこのまま投稿します。(それが嫌なら時間を取って計画を立てろという自分への圧力になります)

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