気づいたときには

20歳ではじめてセックスした時、既にED気味でした。EDであると自覚するのに、そこから5年くらいかかりました。

小学4年の時に自宅のインターネットが開通し、中学1年からのめり込んでいきました。パソコンに興味を示したのは、殆どポルノコンテンツが大きな動機だったと思います。

そこから、好き放題見ていたら刺激に順応して興奮が弱まり、さらに過激・奇異なコンテンツに移行してはまた慣れるというサイクルを数年かけて何度も何度も繰り返していきました。現代の子供ほどじゃないですが、少年期の早い段階からポルノに触れるというある種の人体実験の被験者の初期の一群だと思います。

20代前半のある時期まで、5日以上自慰しなかった日が2回しかなく、新しく知り合った友人の頻度が1週間に1回というのを聞いて驚いた記憶があります。

ポルノに依存する自分を客観的に注視できない、自制能力のまだ整っていない現代の子供たちが、私の時代以上に手軽にポルノに触れられることで、どれほどの数の人がEDになるか、またその重症度が高いかを想像しています。

今ポルノによるEDがあまり話題になっていないことが疑問ですし、知り合う若い子から聞く話だと、みんな普通に性生活を謳歌している印象です。しかし、そういった話題に登場する男の子は、私のように童貞卒業までポルノにどっぷりハマったというタイプではないでしょうし、男のプライドに関わるセンシティブな話題でもあるので、表出しづらい部分なんだろうとも思います。

私より上の世代は、私より歳をとってからポルノにアクセスできるようになっているし、私より下の世代は私よりポルノにハマった期間が短いと思います。

その意味で、若い時からポルノを見続けた被験者としては最前線のほうに位置しているし、その重症度と解消のために取り組んだ経験値は共に高いほうだと思うので、本ブログではその情報をシェアしていきたいと考えています。(もっと重症の方もたくさんいらっしゃるでしょうし、人類で最も長期間若年期からポルノに晒された方が少し下の世代にいるとは思いますが)

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